防災・減災・防犯対策に関する最新技術や製品を紹介する「防災・減災・防犯対策製品展示会2026in薩摩川内」が7月23、24日の両日*事業協同組合薩摩川内市企業連携協議会の主催により開催されました。今年で5回目となる展示会には、県内外の企業12社が出展し、自治体職員や防災関係者らが来場しました。会場には各社の製品紹介パネルや実機が並び、来場者は担当者の説明に耳を傾けながら、災害対応や地域防災に活用できる技術への理解を深めていました。

 展示内容は、風水害・地震・津波対策関連をはじめ、非常食や住宅対策、感染症対策関連、さらには避難・救助・火災対策、防犯関連まで多岐にわたりました。近年頻発する自然災害への備えだけでなく、避難所環境の改善や地域の安全確保につながる製品も紹介され、来場者はそれぞれの地域課題を踏まえながら熱心に見学していました。 

 会場ではセミナーも開催され、NHK鹿児島放送局で気象キャスターを担当する気象予報士の岡田悠さんが「新たな防災気象情報 課題と活用方法は?」をテーマに講演しました。気象情報の高度化が進む一方で、情報を適切な避難行動につなげる重要性について解説し、参加者は地域防災への活用方法について理解を深めていました。

 また、防災安全課の市薗慶太課長代理による講演「平成18年7月鹿児島県北部豪雨災害~ナナフミ水害から20年、被災、復旧、復興と持続可能な地域社会」も行われました。被災当時の状況や災害対応の経過、そこから得られた教訓について説明があり、参加者は過去の災害を振り返りながら防災対策の重要性を再認識していました。 

 展示会初日の7月23日は、平成18年7月鹿児島県北部豪雨災害の発生から20年を迎える節目の日でもありました。災害の記憶を風化させることなく、過去の教訓を将来に生かしていくことの重要性が改めて共有されました。最新の防災技術や製品に触れるとともに、災害の経験と教訓を学ぶ機会となり、地域防災力の向上につながる有意義な展示会となりました。 

(防災安全課:木場義勝)

👇防災・減災・防犯対策製品の展示ブースで、担当者から説明を受ける来場者 

*事業協同組合薩摩川内市企業連携協議会:組合員企業の発展と地域経済の活性化、雇用の拡大を目的として活動する異業種の中小企業等による組織です。