城上小学校で6月30日、小学4年生を対象にした防災出前講座を行いました。理科「雨水のゆくえと地面のようす」の学習に合わせて実施したもので、子どもたちは雨水の流れと災害の関係について学びました。
授業では、理科で学ぶ「雨水は高いところから低いところへ流れる」「地面にしみこむ」という性質を振り返りながら、大雨の際に川の水位の上昇や、低い土地に水が集中する仕組みを説明しました。また、雨が降り続くことで地面がゆるみ、土砂災害につながる危険性についても学びました。
今回の授業は、6月24日からの大雨による災害が発生した直後の開催となりました。子どもたちにとっても決して遠い出来事ではありません。連日の雨で増水した川や勢いを増した水路など、身近な風景の変化を思い浮かべながら真剣に耳を傾ける姿が見られました。「なぜ危険なのか」を理科の視点から理解することで、災害から自分の命を守る行動につなげてほしいとの思いを込めて話をしました。
授業の最後には、「水辺に近づかない」「山やがけに近づかない」「水の様子に注意する」という雨の日の三つの約束を確認しました。知識として覚えるだけでなく、危険を感じたときに自ら考え、行動できる力を身に付けてほしいと思います。理科で学んだ雨水の性質が、将来、自分や家族の命を守る力になることを願っています。
(防災安全課:木場義勝)