川内高校で4月24日、地震と原子力災害を想定した防災訓練が実施され、全校生徒と教職員が参加しました。訓練は、授業中に震度5以上の地震が発生したとの想定で始まり、生徒たちは机の下に身を守った後、担任の指示に従い、落ち着いて体育館へ避難しました。避難後は人員確認や避難経路の確認が行われ、集団で秩序ある行動を取ることの重要性を改めて認識しました。
続いて、市職員による原子力防災研修が行われました。同校は、原子力発電所からおおむね5~30キロ圏内の「UPZ」に位置しており、原子力災害時には、まず屋内退避を基本とすることや、正確な情報を基に行政の指示に従う必要性が説明されました。見えない放射線への不安から自己判断で行動することが、かえって危険を高める場合があることも強調されました。
災害は平日の学校内だけでなく、休日や家庭、地域で起こり得るものです。自分の身を守る行動に加え、家族に正しい情報を伝えることや、地域で支援を必要とする人に気を配ることなど、高校生が果たす役割は少なくありません。今回の訓練が、学校で学んだ行動を家庭や地域につなげ、災害を自分事として備え意識を高める機会となることを期待します。
(防災安全課 木場義勝)
地震発生を想定し、避難する生徒たち(鞄を頭上にかざす生徒も) 原子力災害時の行動について説明を受ける生徒たち
